科研報告書刊行のお知らせ(2014年3月)

2011(平成23)年度~2013(平成25)年度にかけて、『「移動」から見た女性美術家と視覚表象の研究』(科研・基盤研究(B))の研究調査を行ってまいりましたが、今春(2014年3月)、研究活動をまとめた報告書を作成いたしましたので、お知らせいたします。今後とも、ご指導、ご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

 

研究代表者

北原恵(大阪大学)

 

科研報告書2014春表紙 2

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2014年06月22日 | 投稿者: 北原恵

【展覧会】「東京・ソウル・台北・長春――官展にみる近代美術」2014年2月13日~福岡アジア美術館

「東京・ソウル・台北・長春――官展にみる近代美術」

 

【会 期】 2月13日(木)~3月18日(火)

【会 場】 福岡アジア美術館・企画ギャラリー

 

陳進/チェン・ジン 《サンティモン社の女》 1936年 福岡アジア美術館所蔵

陳進/チェン・ジン 《サンティモン社の女》 1936年 福岡アジア美術館所蔵

 

——福岡アジア美術館からのお知らせより——

本展は、20世紀前半の日本、韓国[旧朝鮮]、台湾、中国東北部[旧満洲] で開かれた官設の公募美術展覧会(官展)をとおして、これらの地域の美術の近 代化を紹介する初めての展覧会です。

当時、朝鮮や台湾、満洲は、日本の統治下・影響下にあり、日本式の制度や インフラが整備されていました。美術においても、1907年に東京で始まった 文部省美術展覧会の制度が各地に導入され、1922年にはソウル[旧京城]で 朝鮮美術展覧会が、1927年には台北で台湾美術展覧会が、そして1938年には 長春[旧新京]で満洲国美術展覧会が始まっています。

本展では、当時もっとも華々しく開かれたこれらの官展を、四つのコーナー の総数94作家130点により振り返ります。各コーナーでは、西洋に発した近 代美術が各地に根付き、各々の伝統や美意識にあわせて変化しながら、西洋画や 彫刻のみならず伝統絵画においても、それぞれ独自の近代美術が形成された様子 をご覧いただけます。また、各作品からは画家の関心や表現の工夫なども見えて くるはずです。

 

 

◎会期中のイベント◎

◆あじび集中講座◆

(一日目) 2月15日(土)13:00~17:00

1時限目「台湾美術展覧会と在野の美術団体について」

林育淳/リン・ユーチュン(台北市立美術館 研究員)

2時限目「異郷の昭和美術-満洲国美術展覧会をめぐって」

江川佳秀(徳島県立近代美術館 学芸調査課長)

(二日目) 2月16日(日)10:00~17:00

3時限目「日本人官展作家の微妙な立ち位置―ヨーロッパとアジアのはざまで」

児島薫(実践女子大学教授)

4時限目「朝鮮美術展覧会の画家たち」

キム・ヒョンスク(韓国徳成女子大学 研究教授)

5時限目「朝鮮美術展覧会の書と四君子の話し」

イ・ドングク(韓国芸術の殿堂書芸博物館 学芸室長)

※1講座講座のみの聴講可、事前申込不要、外国人講師の場合は逐次通訳あり

 

◆ギャラリーツアー:学芸員といっしょに作品を見ましょう!

【日 時】 3月1日(土)13:00~14:00

3月8日(土)13:00~14:00

※入場には本展観覧券が必要になります

詳細はこちら http://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/detail/122

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2014年01月24日 | 投稿者: 北原恵

【上映会・WS・シンポ】坂上香監督「トークバック 沈黙を破る女たち」関西初上映・阪大2014年1月

■映画試写会 + ワークショップ + パネルディスカッション

   「  囚われた存在とせめぎあう声

                  ――   女  周縁  変容をめぐって」

 

■2014年1月11日(土)10:30〜17:00 (10:00開場)

■大阪大学豊中キャンパス・シグマホール&セミナー室

(阪急宝塚線「石橋」/大阪モノレール「柴原」駅より徒歩10分)
地図:http://www.osaka-u.ac.jp/ja/access/toyonaka/toyonaka.html (21番の建物)

☆プログラムは全て無料

 

TalkBackat Handai Poster2014

 

■プログラム:
10:30〜12:30 第一部「トークバック 沈黙を破る女たち」完成試写会【シグマホール】
12:30〜13:20  休憩

 

13:20〜14:40 第二部 詩のワークショップ「詩でトークバックする」【セミナー室】
ファシリテーター:上田假奈代(詩人/NPO法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)代表)
14:40〜15:00  休憩

 

15:00〜17:00 第三部 パネル・ディスカッション「囚われた存在とせめぎあう声」【シグマホール】
坂上香(映像作家/一橋大学客員准教授)
花崎攝(演劇ワークショップ・コーディネーター/武蔵野美術大学非常勤講師)
上田假奈代(詩人/NPO法人こえとことばとこころの部屋代表)
平田由美(大阪大学教授)
ディスカッサント:レベッカ・ジェニスン(精華大学教授)
司会:北原恵(大阪大学教授)

 

■映画「トークバック 沈黙を破る女たち」の解説:
本映画は、女だけの劇団The Medea Project: Theater for Incarcerated Women(メデア・プロジェクト:囚われた女たちのシアター)に参加する、8名の女性による群像劇。メデア・プロジェクトは1989年にサンフランシスコの女性短期刑務所で生まれた演劇活動で、現在は元受刑者やHIV/AIDS感染者ら、周縁化された存在の女性たちが、自らの体験を芝居にし、プロとのコラボによって上演活動を行っている。坂上香監督(「ライファーズ 終身刑を超えて」2004)が、2006年から8年に渡る彼女らの創作活動や日常を撮影し、女性たちが声をとりもどしていく姿を描いた。

<制作・配給> out of frame  2013年 119分

 

 

主催:科研費プロジェクト「『移動』から見た女性美術家の視覚表象の研究」(基盤研究(B)代表・北原恵)
共催:映画「トークバック」応援団+特定非営利活動法人out of frame

後援:大阪大学文学研究科・日本学研究室

お問い合わせ:大阪大学文学研究科・北原研究室kitahara@let.osaka-u.ac.jp

 

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2013年11月29日 | 投稿者: 北原恵

【展覧会&WS】アルマ・キント「Earth Manual Project」神戸2013年10月

■『EARTH MANUAL PROJECT』

2013年10月4日(金)~24日(木)11:00-19:00 入場無料

(休館日10月7日(月)、15日(火)、21日(月))

会場:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)

(神戸市中央区小野浜町1-4 *三宮駅から徒歩20分)

詳細は→

http://kiito.jp/schedule/exhibition/article/4882/

 

EARTH MANUAL PRPJECT展ポスター

EARTH MANUAL PRPJECT展ポスター

 

 

————(中西美穂さんからの案内を転載)————-

秋の澄んだ空のもと、色や音が、あざやかに感じられるように思います。

みなさま、いかがお過ごしですか。

今回は、私が2006年より、公私にわたり交流をつづけるフィリピンのアーティスト、アルマ・キントさんのワークショップと作品展示が10月4日より神戸で開催されることについて、お知らせしたくメールをしています。

 

アルマ・キント

アルマ・キント

 

ご存じの方も多いかと思いますが、アルマさんは、マニラ首都圏の児童福祉施設や、ミンダナオの内戦の傷跡がまだ残るコミュニティ、フィリピン各地の災害被災地において、地域のNGOと協力しあいながら、人々のための「アートの場づくり」を実践してきました。その「アートの場」は、気持ちをほぐして、自分について考えたり、人に自分のことを話したりといったことを、小さな布作品等の共同創作を通して実践するものです。

今回の神戸では、2006年のビコール地方の台風と火山爆発の被災地、2011年のカガヤン・デ・オロの豪雨による河川の氾濫の被害地の二か所で行った「アートの場」での布の創作をもとにした、<FLOATING WOMBS>というタイトルの新作インスタレーション作品を展示します。

 

また、この神戸の展覧会は、デザイン・クリエイティブセンター神戸が主催する『EARTH MANUAL PROJECT 展』グループショウであり、その主旨は「アジア各地で防災活動や被災地支援に取り組む建築家、デザイナー、アーティストを紹介する」ことです。このような取り組みが1995年1月17日に阪神淡路大震災で大きな被害を受けた神戸で開催されることは、神戸の隣の大阪に住む私にとっては感慨深く、また、その時に「アートは何もでけへんねんやろか」と考えていたことを思い出し、考えをめぐらしています。

 

アルマさんとの交流や、神戸の地震のことは、私にとってとても個人的なことであると同時に、それが、今生きる社会のさまざまなこととつながっています。し、そのようなつながりのあちこちに「アート」があるように、私には思えます。

今回、私は、展示のお手伝いを少ししているだけなので、これは個人的な告知なのですが、みなさまに、アルマさんの新作インスタレーションや『EARTH MANUAL PROJECT展』をご覧いただきたく、ここに案内いたします。

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2013年09月13日 | 投稿者: 北原恵

2013年(第24回)福岡アジア文化賞 芸術・文化賞受賞/ナリニ・マラニ氏

2013年(第24回)福岡アジア文化賞 芸術・文化賞受賞/ナリニ・マラニ氏
Nalini MALANI
アーティスト
【インド/美術】
1946年02月19日生(67歳)

ナリニ・マラニ顔写真
ナリニ・マラニ氏は、映像と絵画を組み合わせた大がかりな空間造形を通して、インド亜大陸の近現代史と向き合い、宗教対立や戦争、女性への抑圧、環境破壊など、今日的かつ普遍的なテーマに挑み続け、アジアを代表する美術家として、国際的に高く評価されている。

「アジアをつなぐ―境界を生きる女たち1984-2012」展にも出品されたインドのアーティスト、ナリニ・マラニさんが福岡アジア文化賞を受賞されました。それを記念して以下のように文化フォーラムが開催されます。

タイトル「より良い社会の実現のために-世界とアートの可能性」
司会:後小路雅弘 コメント:小勝禮子
開催日時
2013年9月14日(土)/17:00~19:00
会場
アクロス福岡地下2Fイベントホール
宗教、民族、戦争、女性、環境など、今日わたしたちが直面している困難で、普遍的な課題をテーマに、旺盛な創作意欲とインドの伝統に根差した夢幻的な作風で人々を魅了してきたインドの女性アーティストが、今日の世界とアートの可能性を語ります。
参加は以下のHPよりお申し込みください。
http://fukuoka-prize.org/laureate/prize/cul/nalinima.php

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2013年08月5日 | 投稿者: 小勝禮子