【インタビュー】「プロテスト・アートから考えるベラルーシ」RELATIONS, 2022.2

2020年ベラルーシの民主化運動から生まれた抵抗するアートについて、インタビュー記事が、美術系ウェブマガジン『RELATIONS』vol.7で公開されました。

北原恵(聞き手)×エフラシニア
「プロテスト・アートから考えるベラルーシ――創造性と粘り強さ」
RELATIONS, vol.7, 2022.2

お話をうかがったエフラシニアさんによれば、今回のベラルーシの抵抗運動の特徴は、創造性と粘り強さだと言う。人々はどのような抵抗をくり広げているのか? デモでのプラカードや、参加者のファッション、アーティストの描くイラストや作品など、その創意工夫は我々の想像をはるかに超える。アートや視覚文化を通して見えるベラルーシの抵抗精神をともに読み解いていく。

【追悼】イトー・ターリさん、あなたを忘れない

昨年(2021年)9月22日に、イトー・ターリさんが亡くなってから早くも半年が経ってしまいました。その大きな喪失感はいまだに埋めることもできず、これからもできないでしょうが、ターリさんの足跡を少しでも正確に残し、その人生の活動の意味を考えたいと思います。

そのために、2021年3月に発足したフェミニズム&アート研究プロジェクトでは、イトー・ターリに関する文献情報を収集しています(完成後には公開予定)。また、2021年4月に行われた最後公演となってしまった≪37兆個が眠りに就くまえに「自分で額を撫でるとき」≫については、連載アート・アクティヴィズム94「イトー・ターリの新作パフォーマンス」に書きましたので、合わせてご覧ください。


■[連載アート・アクティヴィズム94]
北原恵「イトー・ターリの新作パフォーマンス――「自分の額を撫でるとき」」
『ピープルズ・プラン』vol.92, 2021年5月