アジアをつなぐ―境界を生きる女たち1984-2012展 三重県立美術館 2013年4月13日(土)‐6月23日(日)

 

Yun Suknam, Pink Room5

 

 

 

 

Yun Suknam, Pink Room 5 , 1995-2012

Kimsooja

 

 

 

 

Kimsooja, Sewing into Walking, Video 1994

Deductive Object, 1997, 福岡アジア美術館蔵

 

 

 

 

アジアをつなぐ―境界を生きる女たち1984-2012

Women In-Between: Asian Women Artists 1984-2012

 アジアの女性アーティストに焦点を絞った日本初の大規模な展覧会を開催します。

アジア地域に生まれ、活動し、また海外に拠点を移す人も含めて、1980年代から現在までの作品を一堂に会し、女性たちの身体や社会、歴史など多方面にわたる関心の有りようや、表現の多様性、時代的な変化を概観するものです。

今日、アジアの女性アーティストは国際展にもしばしば参加するようになり、生涯、アーティストとして活動を続ける女性も増えて来ました。しかし、このような状況は中国を筆頭とするアジア諸国の経済成長を背景にして、国際社会の関心がアジアに向くようになり、またジェンダー意識が社会全般に高まった近年のことであり、長い間、特に日本では、アジア美術や、さらにアジアの女性アーティストに対して、関心が注がれることはきわめて稀れでした。 そこで本展では、「アジア」「女性」という立場で制作してきたアーティストたちの軌跡をたどるとともに、アジアの女性アーティストが、むしろその二重のマイノリティ性、あるいは各地域によって異なる様々な社会的制約を逆手にとって、しなやかに制作をしてきた作品をできうる限りバラエティ豊かにご紹介いたします。 そこではマイノリティの声の集積ではなく、「アジア」「女性」「アート」が掛け合わされたところで生まれる、新鮮な魅力と熱気に満ちた創造性に出会うことができるでしょう。

西はパキスタンから、インド、バングラデシュ、中国、フィリピン、シンガポール、台湾、韓国など、日本を含めた16か国・地域の48人による、約110件の作品を5章に分けてご紹介いたします。

第1章      女性の身体 -繁殖・増殖、魅惑と暴力の場

第2章[1] 女性と社会-女性/男性の役割、女同士の絆

第2章[2] 女性と社会-ディアスポラ、周縁化された人々

第3章 女性と歴史-戦争、暴力、死、記憶

第4章 女性の技法、素材-「美術」の周縁

第5章 女性の生活-ひとりからの出発

 

http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t130126/index.html

 

2013年1月26日(土)~3月24日(日) 栃木県立美術館展は終了しました

休館日:月曜日(2月11日は開館)、祝日の翌日(2月12日、3月21日)

主催 栃木県立美術館

助成 芸術文化振興基金、公益財団法人吉野石膏美術振興財団

公益財団法人ポーラ美術振興財団

http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/catalogue/women_in_between/women_in_between_shosai.htm

ひきつづき三重県立美術館に巡回します。

アジア16か国・地域、48人の女性アーティストによる日本初の大規模展覧会

2013年4月13日(土)‐6月23日(日)

開館時間=9:30-17:00(入館は閉館時間の30分前まで)

 

休館日=月曜日(4月29日と5月6日は開館)、5月7日(火)

 

観覧料=一般900(700)円/高大生700(500)円/小中生400(300)円

 

( )内は前売りおよび20名様以上の団体割引料金

*この料金で常設展示もご覧いただけます。
*身体障害者手帳等をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料

 

*おもな前売券販売所:チケットぴあ、サークルKサンクス、セブン-イレブン他シャージア・シカンダル《SpiNN》2003年 福岡アジア美術館蔵

シャージア・シカンダル/パキスタン
《SpiNN》
2003年 ビデオ

福岡アジア美術館蔵

 

[主催]

三重県立美術館、公益財団法人三重県立美術 館協力会、朝日新聞社

[助成]

公益財団法人岡田文化財団

[後援]

三重県男女共同参画センター「フレンテみえ」

カテゴリー: 未分類 | 投稿日: 2013年03月31日 | 投稿者: 小勝禮子